未来を創る、国際文化の
探究者。
国際文化研究科の理念・目的
文化交流及び言語文化に関する学際的かつ総合的な教育・研究を行い、
国際化の進展に対応して我が国の内外で活躍し、
国際貢献を担いうる優れた人材を養成することにある。
世界がますますグローバル化・ボーダレス化していく21世紀にあって、我が国がより質の高い国際的交流・協力を築いてゆくためには、諸外国の言語や文化、歴史の理解はもとより、国際的な交流や協力の意義、それに内在する諸問題をも深く理解し、かつ高度の専門的知識を有する研究者や実務者を養成することが根本的に重要な課題となっている。
学問としての「国際文化」研究は今だ萌芽的な研究段階にある。国際文化研究科は、21世紀現代世界において求められている地域文化・言語・社会構造の解明、異文化間の相互理解、人類の恒久的平和共存のあり方、地球規模の環境・資源問題の解決などの実践的諸課題に応えるためにも、その理論的枠組みを科学的に追及し、常に変容していく国際文化の諸相を的確に捉えることができる新しい学問の確立を目指さなくてはならない。
国際文化研究科を構成する3つの研究分野
- 国際的視野に立った日本や世界の多様な地域文化
- 環境や資源等をめぐる地球規模の諸課題や人類が共存しうる持続可能な社会
- 国際社会の基盤を支える言語
研究科
附属施設 言語脳認知総合科学研究センター
東北大学大学院国際文化研究科の言語科学研究者を中心として、情報科学研究科、医学系研究科、文学研究科の言語学、心理学、医学の研究者が連携し、「脳の中のことば」に迫ります。
このような文理融合的な言語科学の研究は国際的にも類を見ない独創的なものです。将来的には工学者や遺伝学者をも含めて、言語と脳の先端的な総合科学の創出を目指しています。
国際文化研究科のカリキュラム
一般課程
東北大学大学院国際文化研究科は、
- (1) 異文化への深い理解力
- (2) グローバルな問題の解決力
- (3) コミュニケーション能力
これらの能力を育むことによって、高度な専門的知識、明確な問題意識、それらを支える国際的かつ学際的思考・分析力および高度な外国語運用能力を有し、人類の文明と文化の継承・発展に寄与するという高い理想を具え、豊かな教養と国際感覚を兼備したグローバルに活躍しうる専門職業人や教員・研究者を育成することを教育上の目標とします。
- 博士課程前期2年
- 博士課程後期3年
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- 最近の博論、研究テーマ
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- 周作人の女性思想に関する考察
- 地方創生を担う人材育成のための新しい持続可能性教育のあり方に関する研究
―SDGs教育の日韓比較分析を中心に―
英語プログラム
- グローバルガバナンスと持続可能な開発プログラム(G2SD) Graduate Program in Global Governance & Sustainable Development
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G2SDは、東北大学大学院国際文化研究科が提供する新しい学際プログラムです。
グローバルガバナンスと持続可能な開発という人類の共通課題に立ち向かう能力を、批判的な理論検証と問題解決型の研究を通じて育成します。本プログラムの目的は「グローバル・ガバナンス」「持続可能な開発」という、今日の世界が直面する2つの課題に取り組む能力の育成です。
G2SD is an interdisciplinary program of GSICS, Tohoku University, whose primary aim is to enhance one’s ability to advance global governance and sustainable development through a combination of critical reviews of theories and problem-oriented empirical studies. - 言語総合科学コース(IGPLS) International Graduate Program in Language Sciences
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言語科学総合コース(IGPLS)は、人間の言語を、言語学、心理学、脳科学や情報科学など複合的な視点から研究する学際的なプログラムです。言語学や関連領域研究の最新の知識を礎とし、言語コミュニケーション、言語獲得と喪失、言語と脳、自然言語処理など、言語の様々な側面を総合的に理解することを目指します。
2年間の修士課程と3年間の博士課程からなるこのコースは、授業を含む教育指導のすべてが英語で行われており、世界中の様々な国の学生が学んでいます。
The International Graduate Program in Language Sciences (IGPLS) is an all-English graduate degree program offered by the Tohoku University Graduate School of International Cultural Studies (GSICS). Our degree program consists of a 2-year Master’s program and a 3-year doctoral program in language sciences with courses covering a large range of fields including general linguistics, historical linguistics, cognitive linguistics, applied linguistics, language acquisition, psycholinguistics and neurolinguistics.
学位プログラム
最近のイベント
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第30回 公開講座「国際文化基礎講座」(11月2日開催)
国際関係における理念とその行方ーー アメリカの過去と現在か ら -
第8回IPE-SDGs講演会 「大規模地震の発生と減災」 (10月18日開催)
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附属言語脳認知総合科学研究センター 2024 Colloquium Series
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博士論文最終試験・論文博士学力の確認の一般公開について / Public “Doctoral Dissertation Defense” and “Confirmation of Academic Qualifications for PhD by Dissertation Only (RONPAKU)”
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附属言語脳認知総合科学研究センター 2024 Colloquium Series
INFORMATION
新着情報
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共同通信社から松本講師がアメリカ副大統領候補者討論会の取材を受けました
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【2024年6月7日(金)開催】国際文化研究科大学院入試説明会
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入試説明会
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令和7年度(秋季)大学院入学試験合格発表
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合格発表
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日本学生支援機構奨学金 (日本人学生対象)
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第7回 IPE-SDGs講演会 「GX推進法は日本の救世主となれるのか?」
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その他、教職に関するお知らせ
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アジア・アフリカ研究講座博士前期課程謝捷さんが勤労青少年躍進会理事長賞を受賞しました
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アジア・アフリカ研究講座の勝山教授が 第19回文芸思潮エッセイ賞を受賞しました
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言語科学研究講座のジスク・マシュー・ヨセフ准教授が漢検漢字文化研究奨励賞「最優秀賞」を受賞しました
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北野生涯教育振興会の懸賞論文でアジア・アフリカ研究講座博士後期課程の鄧朝陽さんが第2席に入選しました
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河北新報に国際政治経済論講座の劉研究室が実施した出前授業の内容が掲載されました
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東松島市の小学校での出前授業がメディアに取り上げられました
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アジア・アフリカ研究講座博士後期課程 王霄漢さんの研究論文が、第43回昭和池田賞(特別努力賞)を受賞しました
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国際政治経済論講座の劉研究室がSDGs未来都市東松島市の小学校でSDGs出前授業を実施します