国際文化研究科のカリキュラム
Curriculum博士課程前期2年の課程(修士)

- 研究題目発表会
- 専門・演習科目
- グローバル展開基盤科目
- 修士論文発表会
- 修士論文提出
- 修士論文構想発表会
人材育成目標
グローバルに思考し活躍する専門職業人、教育者、研究者の育成
最近の主な就職先
国家公務員(内閣府、国土交通省東北地方整備局)/地方公務員(仙台市)/日本貿易振興機構 (JETRO)/広東外語外資大学南国商学院(中国)/株式会社河北新報社/一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)/NTTデータルウィーブ株式会社/パーソルプロセス&テクノロジー株式会社/Proya Cosmetics Co., Ltd.(中国)/京東集団(JD.com)(中国)/株式会社七十七銀行/株式会社三菱UFJインフォメーション/Accenture China(中国)/bilibili(中国)/比亜迪(中国)/Tech Science Press(中国)/HIKVISION(中国)/大和ハウス工業株式会社/仙台国際空港株式会社 ほか
博士課程後期3年の課程(博士)

- 研究題目発表会
- 特別演習・特別研究・特別講義
- 博士論文中間発表会
- 国内外の学会での発表
- 学術雑誌等への研究論文の投稿
- 博士論文提出
- 論文草稿発表会
人材育成目標
グローバルな素養を基盤として先端的研究を推進する研究者、専門職業人
最近の主な就職先
東北大学/仙台高等専門学校/University of West Yangon (ミャンマー)/湖南大学(中国)/福島大学/上海師範大学(中国)/江西理工大学(中国)/University of Ouahigouya (ブルキナファソ)/仙台白百合女子大学/多摩美術大学/国立台北科技大学(台湾)/淮陰師範学院(中国)/日本アイ・ビー・エムデジタルサービス株式会社/ARK英会話教室/公益財団法人日本英語検定協会 ほか
取得できる資格
教育職員免許状(専修)の取得について
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本研究科では、博士課程前期2年の課程(修士)修了者は、以下の中学校及び高等学校の専修免許状を取得することができます。
- 国際文化研究専攻
- 中学校教諭専修免許状(英語)
- 高等学校教諭専修免許状(英語)
- ただし、専修免許状を取得できるのは、学部在学中に中学校教諭一種免許状(英語)または高等学校教諭一種免許状(英語)を取得している方で、かつ、本研究科在学中に、規定の教科(英語の教科に関する科目)及び単位を修得した方に限られます。
- なお、本研究科在学中の2年間で、一種免許状と専修免許状の両方を取得することは大変困難ですので、ご留意ください。
ディプロマ・ポリシー
博士課程前期2年の課程
大学院国際文化研究科では、次に掲げる目標を達成した学生に修士の学位を授与する。
- 幅広い学際的視野をもち、文理融合の立場からの教育を通して得られる専門的な知識・技能に基づい て、独創的な研究を遂行する能力や高度に専門的な職業に就くことのできる能力を有している。
- 高い倫理観と責任感をもって、グローバルな社会が要求する広範なニーズに対して学術的に貢献し、社会全体の発展に寄与することができる。
- 世界水準の研究内容の受信と発信に不可欠な優れた国際的視野とコミュニケーション能力を有し、幅広い教養と総合的で実践的な問題解決能力を身につけ、それらを学術研究や高度に専門的な職業に活かすことができる。
博士課程後期3年の課程
大学院国際文化研究科では、次に掲げる目標を達成した学生に博士の学位を授与する。
- 豊かな学識と高度な専門的知識・技能に基づいて、専攻分野において自立して独創的な研究を遂行し指導できる能力、又は高度に専門的な職業に従事できる卓越した能力を有している。
- 高い倫理観と責任感をもって、グローバルな社会が要求する広範なニーズに対して高度な学術的貢献ができ、社会全体の発展に大きく寄与することができる。
- 国際水準の高度な研究内容の受信と発信に不可欠な優れた国際的視野とコミュニケーション能力を有し、幅広い教養と総合的で実践的な問題解決能力を身につけ、それによって国内外における当該分野の研究を先導すること、または高度に専門的な職業のリーダーとして当該職域を牽引することができる。
カリキュラム・ポリシー
博士課程前期2年の課程
大学院国際文化研究科では、ディプロマ・ポリシーで示した目標を学生が達成できるよう、以下の方針に基づき教育課程を編成・実施する。
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研究教育の方法を
(1)学生の研究題目に即した「個別的指導」
(2)総合演習科目における講座教員チームによる「総合的指導」
(3)各種研究発表会における研究科全教員による「全体的指導」
に整理し、その適切な組み合わせによるきめ細かい指導体制を実現する。
「全体的指導」の可視的形態として、学位論文作成の年度ごとの進行をプログラムとして明示し、学生の問題解決能力やプレゼンテーション能力の向上を促進する「学位授与促進プログラム」を実施する。 - キャンパスの内外を問わず、研究上の高い倫理観を養うために「研究のための倫理」を日本語と英語両方で開講する。
- 共通科目として、外国人留学生が研究を推進する能力を獲得するための「研究のための日本語スキル」、英語の高度な運用能力の育成を図り、研究上必要な英語による情報検索・データ整理・論文執筆・研究発表等の技能を高めるための「研究のための英語スキル」を開講する。
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英語による学位コースとして「言語総合科学コース」を設置し、世界水準の授業をすべて英語で提供し、言語学、心理学、情報科学、脳科学などの多面的な視点からの言語研究と教育を促進する。
同じく英語による学位コースとして「グローバルガバナンスと持続可能な開発プログラム」を設置し、ガバナンス、環境、開発などに関わる問題の構造理解と解決策の立案に資する教育・研究を英語で行う。これを通じて、国内外において、社会の発展に貢献できる人材の育成を図る。 - 授業評価アンケートを毎学期末に実施し、学生のニーズを的確に把握するとともに次学期における授業の質的向上に供する。
- 研究指導の成果を年度末の「学生指導記録」等により集約し、より質の高い研究指導に供するとともに、修士論文または特定の課題に基づいて研究成果の審査及び試験を適切に実施する。研究成果の審査及び試験は、別に定める「国際文化研究科学位論文に係る評価に当たっての基準」に基づいて行う。
博士課程後期3年の課程
大学院国際文化研究科では、ディプロマ・ポリシーで示した目標を学生が達成できるよう、以下の方針に基づき教育課程を編成・実施する。
- 「学位授与促進プログラム」に基づき、論文作成等に係る個別的・総合的・全体的研究指導体制を提供し、豊かな学識と専攻分野に関する高度な専門的知識および優れたプレゼンテーション能力の獲得を促進する。
- ワールドクラスの研究遂行に求められる高い倫理観やリーダーシップを育む機会、および国内外で最先端の研究成果に学ぶ場を提供する。
- 学修成果の評価基準を「東北大学国際文化研究科規程」第12条によって明示するとともに、博士論文および課題研究業績等に基づいて研究成果の審査及び試験を適切に行う。研究成果の審査及び試験は、別に定める「国際文化研究科学位論文に係る評価に当たっての基準」に基づいて行う。