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2023年度 東北大学国際文化研究科科長裁量経費プロジェクト 「多文化・グローバル社会におけアメリカ研究ネットワークの構築」第2回講演会「米国社会の縮図としての大リーグ-大リーグから考える現在の米国社会の分断と多様性」

本講演会では、野球史を専門とする名城大学の鈴村裕輔准教授をお招きし、アメリカ大リーグをテーマとしたご講演と参加者との質疑応答を通じて、現代アメリカ社会の分断と多様性を考える。
ドナルド・トランプ氏は、1910年にウィリアム・タフトが大統領として大リーグの始球式に臨んで以来、初めて在任中に始球式を行わない大統領となった。トランプ氏の行動の背景には、2018年1月に行われた全米大学体育協会のアメリカンフットボールの優勝決定戦を観戦し、観客から罵声を浴びたという体験がある。一方、歴代の大統領は自らの庶民性や大衆性を強調するために始球式を活用してきた。こうした状況は、一面においてスポーツの政治利用の典型例であるとともに、他面では米国社会の分断がトランプ政権下で進んだことを示す事例と言える。
これに対し、米国社会が長年にわたって培ってきたとされる多様性も、大リーグの中に見出せる。その顕著な事例が大谷翔平選手である。日本では投打にわたる活躍が注目される大谷選手だが、米国、特に球界ではそのような優れた才能を持つ選手が他の国や競技ではなく米国で野球を行っているという点が、高く評価されている。今回は、米国社会の分断と多様性のあり方を、大リーグを通して検討する。
参加にあたっては事前申し込みが必要です。下記のリンクまたはポスターのQRコードからお申し込みください。

日  時:2023年12月23日14:00 -16:30
場  所:オンライン開講(Zoom)
主  催:東北大学大学院国際文化研究科
共  催:東北アメリカ研究会
問い合わせ先:目黒志帆美 tohoku.america(アットマーク)gmail.com
事前申込フォーム:https://forms.gle/YUvxCTFwohMrUfYm8

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