研究スタッフ紹介

松本 明日香

 

グローバル共生社会研究系

国際政治経済論

講師
博士(政治学)

― 研究の内容を教えてください。

日米中をめぐる安全保障政策や通商政策に加えて、情報伝達、人的移動、文化交流なども含めた多元的な国際関係をテーマの1つとしています。また、米政治外交を軸に、選挙から統治へ、そして政治から選挙へ、政権移行における外交政策の変化と継続のメカニズム、それに伴う国際秩序、グローバル・ガバナンスの変動を詳らかにしていきたいと思っています。

― その研究を始めたきっかけは何ですか。

最初は国際公務員を考えていましたが、留学をして研究がおもしろくなり、博士課程に進学しました。研究テーマに関しては、実家にレーガン・カーターのアメリカ大統領討論会の古いテープがあったのも、きっかけかもしれません。また、実家ではアメリカ人の高校生や教員、中国人の小学生や教員のホームステイを受け入れており、国際関係・国際交流への関心もそのあたりに端をなしていると思います。

研究のキーワード

グローバル・ガバナンス、アメリカの政治・外交、国際世論

主な著書・論文など

詳細は以下:https://researchmap.jp/matsumotoasuka

・『教養としてのアメリカ研究』大学教育出版社、2021(分担章:「アメリカの通商摩擦と世界貿易機関(WTO)改革」))
・「アメリカとアジア」ジェトロ・アジア経済研究所『アジア動向年報』
・「米中関係におけるパブリック・ディプロマシー」日本国際問題研究所『米中関係と米中を巡る国際関係』外務省外交・安全保障調査研究事業、 2017年3月。
・「米国のエネルギー政策転換-オバマ政権とトランプ政権の対照比較ー」 経済産業研究所・京都大学『貿易、環境、エネルギーの国際制度形成に係る調査研究報告書』 32-56、 2019年3月(共著、服部崇)。
・“Internet campaigning in the US and Japan: Battles in Cyber Space” SAIS Review of International Affairs (Special theme on Voting: Uses and Abuses) 38(1) 27-38, 2018.

東北大学研究者紹介

https://www.r-info.tohoku.ac.jp/ja/f4876aad06d44889a962962211d51101.html

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