研究スタッフ紹介
青木 俊明
グローバル共生社会研究系
国際環境資源政策論講座
教授
博士(情報科学)
― 研究の内容を教えてください。
環境負共生社会に移行するためには、技術革新に加え,私たちの意識も極めて重要になります。このことは,ハイブリッド車の購入者は,走行距離が以前の1.6倍になり,燃料消費量はさほど減らないという調査結果からも分かります.どうすれば,生活満足感を保ちつつ,環境に配慮した節約行動が採られるようになるのでしょうか.当研究室では,人間の心理に着目し,環境にやさしい社会を実現する方法を研究しています.
― その研究を始めたきっかけは何ですか。
まちづくりに興味があったのですが、まちづくりを勉強するにしたがい、「街が目標とする将来像を描くこと以上に、描いた絵を実現することの方が数段難しいこと」を知りました。そこで、目標とする社会像の実現に近づくためにもっとも重要な要素である「人の態度や行動」を研究するようになりました。
― はじめに研究者を目指そうと思ったきっかけはどのようなことですか。
学部学生時代、研究者になるつもりは全くありませんでした。しかし、先輩が「都市計画の先生を紹介するよ」といった一言が全ての流れを変え、最終的に研究者になりました。振り返れば、当時の自分は気付いていませんでしたが、自分の小さな意思決定が積み重なった必然の結果として現在があるのだと思います。つまり、無意識ですが、研究者になるべく、選択をしてきたのだと思います。
― 研究室(講座)のアピールポイントを教えてください。
まちづくりや公共政策、環境政策を人の行動や心理面から研究できる研究室は、日本ではさほどく多くありません。一緒に国や地域の将来を考え、社会に役立つ知識を提供していきたいという志を持つ方をお待ちしております。
研究のキーワード
環境心理学、都市環境政策、都市計画、地域計画、応用社会心理学
主な著書・論文など
詳細は個人のwebサイトで紹介しております。
http://ve.cat-v.ne.jp/satoshi-tyan/
東北大学研究者紹介
https://www.r-info.tohoku.ac.jp/ja/16467eca3aa6d9c403946d8ccd1f1523.html