第2回G2SD-SDGsワークショップ

リベラルな経済秩序の危機

和田 洋典 氏
青山学院大学 国際政治経済学部 准教授

第二次世界大戦後以来,アメリカはGATT・ブレトン・ウッズ体制を設け,G7下の政策協調を主導するなど,自由主義的な経済秩序の構築と維持に大きな役割を果たしてきた。しかし,現トランプ政権下ではそのアメリカがむしろ自ら築き上げた秩序を否定し,損なうかのような姿勢を見せている。世界はこうした状況に如何に対処すべきなのか。一帯一路,AIIB,NDBなどを推進する中国に新秩序の構築を期待すべきなのか。或いはトランプ後を待つしかないのか。今講演では国際政治経済の歴史を振り返りながら現在の危機への対処について考えてみたい。

和田 洋典氏
日時 2018年07月20日 (金) 16:00〜17:30
場所 東北大学川内北キャンパス 国際文化研究棟 1階会議室
〒980-8576 仙台市青葉区川内41 仙台市営地下鉄東西線「川内駅」下車
http://www.intcul.tohoku.ac.jp/contact/acces.html
参加費 無料
使用言語 日本語
講師略歴
和田 洋典
総務省、在上海総領事館、一橋大学大学院法学研究科特任講師等を経て現職。LSE国際政治経済学修士、一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了(法学博士)。専門は国際政治経済学、比較政治経済学。

G2SDワークショップに関するお問合せ

国際文化研究科グローバルガバナンスと持続可能な開発プログラム担当
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