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グローバルガバナンスと持続可能な開発プログラム(G2SD)は、東北大学大学院国際文化研究科が提供する新しい学際プログラムです。プログラムの目的は、グローバルガバナンスと持続可能な開発という相互に連関した人類の共通課題に立ち向かう能力を、批判的な理論検証と問題解決型の研究を通じて育成することです。

本プログラムの目的は「グローバル・ガバナンス」「持続可能な開発」という、今日の世界が直面する2つの課題に取り組む能力の育成です。これらの課題に付随する論点は、複雑に絡み合っています。たとえば「ガバナンス」の目標には、経済開発と環境保全のバランスを維持することが含まれるでしょう。また「開発」という概念は広義になり、人間の安全保障や資源循環といった問題をも包括するようになっています。 さらに、グローバル社会で「環境」を管理するにあたっては、堅実なガバナンスと人間開発を土台にした、ローカル社会での取り組みが不可欠になっているのではないでしょうか。 以上を念頭に置くなら「グローバル・ガバナンス」と「持続可能な開発」で求められるのは、既存の思考様式にとらわれず、学際的な知識を駆使して新しい分析枠組みを構築する能力だといえます。本プログラムは、批判的な理論検証と問題解決型の研究を通じて、このような能力の育成を図ります。
図:グローバルガバナンスと持続可能な開発プログラム内容(Governance:国際関係・多民族国家・人間の安全保障/ Development:人間開発・地域計画・開発援助/Environment:機構政策・資源循環・生態系保全)
図:グローバルガバナンスと持続可能な開発の共通課題