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東北大学大学院国際文化研究科とアリアンス・フランセーズ仙台との間の相互のサテライト教室

サテライト教室とは

アリアンス・フランセーズとは

平成17年度第2学期のサテライト講義

  1. アリアンス・フランセーズ仙台で受けられる国際文化研究科の講義
     佐藤研一教授「言語テキスト動態論」
     (18世紀ドイツ文学にみられるフランスの影響)
  2. 国際文化研究科で受けられるアリアンス・フランセーズ仙台の講義
     フレデリック・ヴァンサン講師「フランスでの研究方法入門」
     フレデリック・ヴァンサン講師「フランス語口頭表現」討論演習

過去の講義

サテライト教室とは

「東北大学大学院国際文化研究科とアリアンス・フランセーズ仙台との間の相互のサテライト教室設置に関する協定書」(平成17年2月7日調印)に基づいて,国際文化研究科の講義の一部をアリアンス・フランセーズ仙台の教室で開講し、アリアンス・フランセーズ仙台の講義の一部を国際文化研究科講義室において開講するもので、平成17年度第1学期より開始しました。

アリアンス・フランセーズとは

アリアンス・フランセーズは、フランス語とフランス文化の推進を目的として1883年にパリに創設され、現在にいたるまで世界で138カ国に1135の支部機関を持つ、世界最大の言語・文化組織です。フランス政府、フランス外務省の管轄のもとに運営され、世界各地のそれぞれのアリアンス・フランセーズの館長はフランス外務省から直接任命されます。活動内容は、初級から上級までのフランス語教室の運営を中心として、展覧会、講演会、映画、コンサート等、フランス文化普及のための多様な活動を展開しています。

アリアンス・フランセーズ仙台は、日本に10箇所あるアリアンス・フランセーズ支部機関のひとつで、東北地方では唯一です。(980-0014 仙台市青葉区本町1-2-5 第三志ら梅ビル3F / 電話022-225-1475 FAX : 022-225-1407)

1.アリアンス・フランセーズ仙台で受けられる国際文化研究科の講義

平成17(2005)年度第2学期(10月?3月)毎週金曜日5講時(16:20?17:50)

日程: 第1回・10月7日(金)?第15回・2月10日(金) 計15回
<祝日、年末年始(12月30日及び1月6日)、2月3日を除く>
場所: 仙台日仏協会・アリアンス・フランセーズ
授業科目: 言語テキスト動態論
講義題目: 18世紀ドイツ文学にみられるフランスの影響
講義内容: 近代の行き詰まりが指摘される「時代閉塞」の今日こそ、原点にさかのぼって考える必要があろう。
十八世紀フランスのジャン=ジャック・ルソーが、ドイツの若き作家ゲーテらに与えた影響を解き明かしながら、現代日本の直面する問題にも目を向ける。
(詳細は、「平成17年度講義概要(シラバス)」をご覧ください。)
担当教員: 佐藤 研一(東北大学大学院国際文化研究科言語システム論講座・教授)
受講料: 29,600円

なお、受講する授業科目について単位(2単位)の取得を希望する場合は、東北大学大学院国際文化研究科「科目等履修生」となりますので、願書等の書類が別途必要です。
また、費用は次のとおりです。

検定料 9,800円
ただし、第1学期(4月?9月)から継続される場合は検定料及び入学料は不要です。
入学料: 28,200円
授業料: 29,600円
申込期間: 2005年9月1日(木)?9月30日(金)
申込方法: 東北大学国際文化研究科教務係窓口、または受講料相当額を郵便普通為替で、あるいは現金書留で郵送してください。
申込及び問合せ先: 東北大学国際文化研究科教務係
〒980-8576 仙台市青葉区川内41
TEL 022-795-7556 FAX 022-795-7583
Email int-kkdk@bureau.tohoku.ac.jp

2.国際文化研究科で受けられるアリアンス・フランセーズ仙台の講義

授業科目A: Initiation a la recherche「フランスでの研究方法入門」
担当教員: Frederic Vincent(フレデリック・ヴァンサン) (アリアンス・フランセーズ仙台専任講師)
曜日時間: 木曜日・3講時(13:00?14:30)
開講学期 第1学期及び第2学期(学期ごとに終了)
第2学期:10月6日(木)?12月15日(木)、 1月12日(木)?1月26日(木) 計13回
教室: 国際文化研究科西棟203号室(演習室1)
使用言語: フランス語
講義内容: 「研究」を表わすフランス語rechercheには、後退を示す接頭辞「re-」が付いているとはいえ、rechercheとは、人類の発展のために新たな知識を発見(再発見ではなく)するために行なう仕事である。したがって、研究rechercheとは、探索queteではない。自己の探索というなら別だが。つまり、(探索に赴くように)研究に赴くということはないのであって、研究があなたにおいて生じる、つまり、ある問題があなたの精神に提起されてあなたはそれを解決しようとする。これが第一歩である。最も重要なのは、問題を取り違えないことだ。

授業の進め方は以下のとおり。

  • どこから始めるか。資料体か主題か。
  • 「問題提起problematique」の概念の把握
    − 日常生活における問題提起
    − 問題提起の2つの形式:モデル分析と実習
    − 質問から解答へ、もしくは小論文(dissertation)
    − 学生の作業への応用
  • 研究の開始
    − 参考文献表の作成
    − 読書の蓄積
    − ノート・読書カードの作成
    − 堅固な構想の作成  
  • 具体化の作業
    − 序論:実習
    − 結論:実習
    − 展開の線的つながり
  • 執筆作業
    − 語彙の選択と守るべき規則
    − 再読
  • 結論

(備考)講義の進み具合や受講生の要望に応じて進度を勘案する予定。


授業科目B Expression orale「フランス語口頭表現」討論演習
担当教員: Frederic Vincent(フレデリック・ヴァンサン) (アリアンス・フランセーズ仙台専任講師)
曜日時間: 木曜日・4講時(14:40?16:10)
開講学期 第1学期及び第2学期(学期ごとに終了)
第2学期:10月6日(木)?12月15日(木)、1月12日(木)?1月26日(木) 計13回
教室: 国際文化研究科西棟203号室(演習室1)
使用言語: フランス語
講義内容: ある言語を習得するとは、その言語でコミュニケーションを図ることを習得することでもある。サロンやしゃれの伝統から、フランスには会話や討論ないしは論争術への情熱が生じた。フランス人は自分の言うことを聞いてもらうために話すのが好きだが、話すときには、意識するとしないとにかかわらずある独自の手法を駆使している。この授業では、まず、スピーチ形式の習得と分析を通じて、修辞法と立論のしかたのメカニズムになじむ。次に、モデルを参照しながら、伝達内容および雄弁術(リズム、イントネーション等)に基づく会話術を構成してみる。最後に、フランスの時事問題や学生が選んだテーマに応じて、自分たちで議論を組み立てる実習をする。

授業の進め方は以下のとおり。

  • 講義の内容説明と受講生の希望聴取
  • 口頭表現の方法に関する歴史的概要説明
  • 演説(ないしは陳述)
    − モデルの研究と分析
    − 理解を深めるための練習
    − 実地演習
  • 一対一の議論
    − モデルの研究と分析
    − 理解を深めるための練習
    − 実地演習
  • 数人の議論
    − モデルの研究と分析
    − 理解を深めるための練習
    − 実地演習
  • 集団内での議論
    − モデルの研究と分析
    − 理解を深めるための練習
    − 実地演習
  • 結論

(備考)講義の進み具合や受講生の要望に応じて進度を勘案する予定。

受講料: 19,500円(A、Bいずれも学期ごと)
年度会費: 5,000円
申込期間: 2005年9月1日(木)?10月13日(木)
申込方法: 仙台日仏協会・アリアンス・フランセーズ事務局で直接申込をするか、もしくは、申込期間中にメールまたは電話で予約を入れて、第一回目の授業の際、来校する担当者へお支払いください。
申込及び問合せ先: 仙台日仏協会・アリアンス・フランセーズ
〒980-0014 仙台市青葉区本町1?2?5 第三志ら梅ビル3F
TEL 022-225-1475 FAX 022-225-1407
Email contact@alliancefrancaise-sendai.com

過去の講義

平成17年度第1学期(平成17年4月?9月)

  1. 小林文生教授「ヨーロッパ文芸論II」(印象と表現)
  2. フレデリック・ヴァンサン講師「フランスでの研究方法入門」
  3. フレデリック・ヴァンサン講師「フランス語口頭表現」討論演習

(1はアリアンス・フランセーズ仙台で開講した国際文化研究科の講義、2は国際文化研究科で開講したアリアンス・フランセーズ仙台の講義を表わす。)

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