研究者紹介 中山 真里子

 

 

言語科学研究講座

中山 真里子  准教授 【 博士 (文学) 】

― 研究の内容を教えてください。

私たちが文字を読むとき、頭の中でどのような処理が行われているのか、そのメカニズムを解明するために、実験心理学の手法を用いて調べています。 主に、日本語を母語とする人、英語を母語とする人、そして日英バイリンガルを対象として研究を行っています。 現在は、単語を認識するまでの反応時間や、音読を開始するまでの潜時といった行動データを扱う実験を行っていますが、将来的には眼球運動やERPといった、別のアプローチから の研究も開始するつもりでいます。

― その研究を始めたきっかけは何ですか。

バイリンガルの単語認識の研究は、フランス語と英語など、2言語の表記文字が同じ言語のバイリンガルを対象にしたものが主流で、 日本語と英語のように、2言語の文字が異なるバイリンガルを対象にした研究はまだあまりありません。表記の同異が読み処理に何か 特別な影響を与えるのか与えないのか、気になりましたが、研究の数が少ないのでまだよくわかっていません。わからないのであれば自分で調べようと 思ったのがきっかけです。

― はじめに研究者を目指そうと思ったきっかけはどのようなことですか。

もともと大学では英語を専攻していたり、日本語教育を副専攻していたりと言語が好きでした。 その後、カナダの大学に留学して心理学を学び、その面白さに魅了されました。 両方とも好きなので、言語を心理学の視点から研究することにしました。

研究のキーワード

心理言語学 (Psycholinguistics)、視覚的単語認識 (Visual word recognition)、語産出 (Word production) 日英バイリンガル [Japanese-English bilinguals] 日本語/英語 母語話者 [L1 Japanese/English speakers]

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