研究者紹介 藤田 緑

日本アフリカ交渉史、比較文学比較文化、アフリカ研究

 

地域文化研究系

国際日本研究講座

藤田 緑  教授 【 博士(学術) 】

― 研究の内容を教えてください。

【1.日本におけるアフリカ像の変遷】 日本人はアフリカの人々といかに接触し、いかなるアフリカ・イメージを抱いてきたのか。また、それはいかなる変遷を遂げてきたのか。本研究は、室町後期の遭遇から、間接情報に依拠する江戸時代の地理書・啓蒙書を経て、明治以降の政治小説・探検記・外交使節記録、大正・昭和の映画や冒険・秘境小説に至るまで、アフリカ像の受容を明らかにしながら、日本とアフリカの交渉の歴史を跡付ける。 【2.英国におけるオリエント・アフリカ表象】 近世以降の英国におけるオリエント・アフリカ表象を、文学作品のみならず、黒人をはじめとする非ヨーロッパ人の自伝や書簡等の史料も駆使して解き明かしながら、その歴史的ならびに文学的意義を問う。

研究のキーワード

南蛮文化、イメージ研究、ブラック・ディアスポラ

主な著書・論文など

(著書)
『アフリカ「発見」:日本におけるアフリカ像の変遷』岩波書店、2005年

(論文)
1.「エチオピア外交使節の見た昭和初期日本」『比較文學研究』第94号(2010年)、47-70頁

2.「日本人のアフリカ認識:アフリカおよびアフリカ人をめぐるイメージ形成とその変遷」『イスラーム環インド洋世界16-18世紀』岩波書店、2000年、277-297頁

3.「奴隷貿易が与えた極東への衝撃」『東西の思想闘争』中央公論社、1994年、169-190頁

4.「冒険小説とアフリカ人:イメージ形成に果たすサブカルチャーの役割」『内なる壁:外国人の日本人像・日本人の外国人像』TBSブリタニカ、1990年、332-353頁

東北大学研究者紹介

http://db.tohoku.ac.jp/whois/detail/dc93f7f7c04b975e6c6d52bd70a9b988.html

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