研究スタッフ紹介
ワーナー ピーター・ジョン
応用言語学、心理言語学、ヒューマンセキュリティ
言語総合研究系
応用言語研究講座
准教授
博士(学術)
― 研究の内容を教えてください。
専門分野は第二言語習得に関わる理論と方法論を中心としています。また効果的に第二言語を習得するバイリンガル教育のあり方も研究しています。 学外ではネイティブスピーカーとしてベトナム、フィリピンなどの大学でボランティアとして講義を行っています。 言語間転移(中国語、日本語、英語)を学び、fMR装置を応用したバイリンガルの神経言語プログラムに関するプレゼンテーションを心理学学会で発表しました。 その他にも持続可能な教育を人間の安全保障と関連した研究も行っています。
― その研究を始めたきっかけは何ですか。
24歳で日本人の女性と結婚、25歳で一人目の息子、合わせて3人の子供を授かりました。一人目の子供が言語習得をするプロセスをみていくうちに、バイリンガルの言語習得能力に興味を抱くようになりました。
― はじめに研究者を目指そうと思ったきっかけはどのようなことですか。
東南アジアを旅行中に言語学の必要性を感じ、Balsamo Outreach for Learning and Teaching (BOLT) NPOを創設しました。東南アジアでの教師は先進国で使用する語学教授法のアクセスがありません。私は彼らの為にプレゼンテーションを通して、第二言語習得に関わる理論と方法論を教示してきました。
研究のキーワード
言語心理学、第二言語習得理論、バイリンガル教育 Bilingualism, Neurolinguistics, Psychology, Language Education, Human Security, Cognitive Science
主な著書・論文など
共著
The Changing Face of CALL: A Japanese Perspective. (Swets and Zeitlinger, ed) (Swets & Zeitlinger Publishers, Netherlands Chapter 10, 2002年)
Contemporary Issues of Brain, Communication and Education in Psychology (Union Press, Japan. Part III, 2008年)
東北大学研究者紹介
https://www.r-info.tohoku.ac.jp/ja/4fb07aaf56b579c5d5c8f316aef5fec3.html