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研究

RESEARCH

附属施設

言語脳認知総合科学研究センター

人がことばを話したり理解したりしようとするとき、脳の中で何が起こっているのかは、長い間謎でした。それがここ15年ほどで、fMR(I 機能的核磁気共鳴画像法)などの革新的な技術を応用して、脳のはたらきを画像として見ることができるようになりました。それによって、「言語」が関連する分野でも、言語学、心理学、医学、情報処理学など文系・理系の枠を越えた学際的な研究への道が開かれました。本センターは、東北大学大学院国際文化研究科の言語科学研究者を中心として、情報科学研究科、医学系研究科、文学研究科の言語学、心理学、医学の研究者が連携し、「脳の中のことば」に迫ります。このような文理融合的な言語科学の研究は国際的にも類を見ない独創的なものです。将来的には工学者や遺伝学者をも含めて、言語と脳の先端的な総合科学の創出を目指しています。

本センターの基盤となったのは、東北大学21世紀COEプログラム(人文科学)「言語・認知総合科学戦略研究教育拠点」です。このプログラムは、平成14年度の開始以来5年間の研究教育活動を経て、平成18年度末にその活動を終了しました。その成果を継承・発展させるため、平成19年4月、国際文化研究科の附属研究センターとして「言語脳認知総合科学研究センター」がスタートし、それ以来研究教育活動を継続しております。

本センターの研究教育活動の一環として、毎月センター研究員による研究成果の発表の場である「コロキアム」を開催しています。また、外部から招いた講師による講演会を随時開催しています。さらに、関連分野において先端的な研究を行っている国内外の研究者を招いてワークショップを開催します。これらの研究教育活動を通して、本センターの研究成果を広く一般に公開していきます。

氏 名 学位・専門分野 職名・所属(東北大学)
ナロック, ハイコ
(センター長)
Ph.D.(ドイツ・ボーフム大学)学術博士(東京大学)・認知言語学、意味・形態論 教授・大学院国際文化研究科
吉本 啓 Ph.D.(ドイツ・シュトゥットガルト大学)・理論言語学、知能情報学 教授・高度教養教育・学生支援機構
岩崎 祥一 医学博士(福島県立医科大学)・認知心理学、実験心理学 教授・大学院情報科学研究科
山下 博司 Ph.D.(インド・マドラス大学)・印度哲学、思想史 教授・大学院国際文化研究科
上原 聡 Ph.D.(米国・ミシガン大学)・言語類型論、認知言語学 教授・高度教養教育・学生支援機構
小野 尚之 文学博士(神戸大学)・語彙意味論、形態論 教授・大学院国際文化研究科
江藤 裕之 Ph.D.(米国・ジョージタウン大学)文学博士(上智大学)・意味論、言語学史 教授・大学院国際文化研究科
高橋 大厚 Ph.D.(米国・コネチカット大学)・理論言語学、統辞理論 教授・大学院国際文化研究科
小泉 政利 Ph.D.(米国・マサチューセッツ工科大学)・理論言語学、言語認知脳科学 教授・大学院文学研究科
邑本 俊亮 行動科学博士(北海道大学)・教育心理学、認知心理学 教授・大学院情報科学研究科
ワーナー・ピータージョン 情報学博士(名古屋大学) 准教授・大学院国際文化研究科
中本 武志 文学修士(東京外国語大学)M.A.( ベルギー・モンス・エノー大学)・理論言語学、語用論 准教授・大学院国際文化研究科