国際文化研究科主催講演会 「江戸時代の外国語能力」【報告】

「江戸時代の外国語能力」

平成27年6月19日(金)、英国を代表する世界的に著名な日本研究者であるPeter Kornicki先生(ケンブリッジ大学名誉教授)による講演会「江戸時代の外国語能力」が開催されました。江戸時代の人々の漢文以外の外国語の知識と能力について、特に、朝鮮語、オランダ語、中国語、越南語(ベトナム語)等の話し言葉をいかに学び、運用していたか、そして、その必要性はどの程度のものだったかについて、詳しい事例と面白い逸話を混ぜてお話しいただきました。
本論に先立ち、ここ40年ほどの英国、および欧州での日本学の変遷を簡単に解説していただき、日本学・日本研究の中心が文学から、政治、経済、社会、文化、そしてサブカルなどへと移り、現在では日本語をtoolとして日本の社会や政治、さらに近隣諸国も含めた東アジアの中の日本という視点での研究が中心となってきていることを紹介されました。
本講演は本研究科国際交流委員会のプロジェクトの1つである講演会「海外における日本研究」のシリーズ第3回目であり、今後ともこのような場を積極的に設け、日本語・日本学の拠点形成を進めていくのみならず、学生に一流の研究者の言説に触れる機会を提供したいと考えております。

江藤裕之(言語科学研究講座教授)

Prof. Kornicki

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