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国国際地域文化論専攻 アメリカ研究講座 小原豊志( OBARA, Toyoshi)
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研究分野について( アメリカ政治史 ) 主として、19世紀のアメリカ史を政治史的観点から研究しています。特に、黒人選挙権問題の歴史的展開を追跡することが、私の修士論文以来の一貫した研究テーマです。当初、私は19世紀末の南部において展開した黒人選挙権剥奪運動を研究していましたが、研究を進めていくうちに、黒人選挙権問題は植民地期にまで遡ることのできる極めて歴史的な問題であることが判明しました。すなわち、黒人選挙権問題は、自由黒人(奴隷身分に属さない黒人)に選挙権を付与するか否かをめぐって南北戦争以前から存在していた問題だったのです。よく知られているように、この時期には、大半の州で白人男性の選挙権が拡大されたのですが、それと同時に黒人選挙権は拒絶されたのでした。現在は、このような現象が生じた理由を当時の人種意識をも視野に入れつつ検討しています。 以上要するに、私の研究は、黒人選挙権問題の19世紀的展開の分析を通じて、アメリカ民主主義を再検討することにあります。 |
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プロフィール
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研究業績一覧 (3) 「再建期アメリカ合衆国における黒人選挙権−合衆国憲法修正第 15条の成立過程を中心に−」、山口大学『文学会志』、第49巻、91-111頁、1999年2月 (4)「アンテベラム期アメリカ合衆国における黒人選挙権−北部自由州を中心に−」、山口大学『文学会志』、第48巻、55-72頁、1997年 (5) 「アンテベラム期ニューヨーク州における黒人選挙権−1821年州憲法会議における選挙権改革の検討を中心に−」、『アメリカス研究』、創刊号、49-67頁、1996年 2.翻訳・辞書・事典類 3.その他 紹介 「J.M.Kousser, The Shaping of Southern Politics: Suffrage Restriction and the Establishment of the One‐Party South, 1880-1910」、『西洋史研究』、新輯第16号、148-158頁、1987年11月 4.学会発表 5.学位論文 修士論文 「『再建』後、アメリカ南部におけるソリッドサウスの形成−ミシシッピ州憲法制定会議(1890)までを中心として−」(1989年12月22日受理) |
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